老いることは、深まること。深めていくこと。
いつまでも自分らしく、他人とも共に楽しみながら、毎日を過ごすために気を付けなければいけないなと常々感じていることを言葉にしてみました。
特に、障害者(になるだろう)といわれる子を持つ親としては。
心の柔軟性を忘れずに過ごす
年齢を重ねると、自分の考え方やこだわりが強くなっていき、知らず知らずのうちに許容範囲を狭めてしまうことがあると思います。自分らしくこだわりを持つ部分と、何でもOKとあるがままを受け入れてどこでも誰とでも気持ちよく過ごせる人に私はなりたいです。
こだわりが強いのもいいのだけれど
こだわりが強い人って一見とてもかっこよく見えます。だからこそ突き詰められる何かがあるわけだし、自分の理想を目指して努力する姿も素晴らしいと思う。
一方で、それに反する人はNG!というようにはっきり線引きをしてしまうのは寂しいと思う。人は人であって、自分は自分。
こういうことを考えるとき、染色体異常を持つ娘はどんな性格なんだろうと思う。自閉症になりやすい、などと特徴としては書かれているから、思いっきりこだわりが強くなったりするのかな。そんな時のために、娘さんよ、私はそれすらも受け入れられるように準備しておくからね(要修行)。
価値観という難しいバランスを保つ
自分の価値観を大切にすること、そして一緒にいる人の価値観を大切にすること。
両者を共存させるのは、時として微妙なバランスを求められるものですよね。
社会が多様化して、私の生活の中にも障害・染色体異常と新しい風が吹いてきて、私にはもう何が正しくて何が間違っているかがわからなくなりました。というか、そう決めつけることの意味がなくなりました。何が普通で何が普通じゃないのか。人それぞれの価値観があって、真逆のことをいう人がたくさんいる。目に見えていることだけが真実じゃないと思う。
自分の意見や価値観を自分自身がはっきり知っていること、築き上げることがとても大切になっていると感じます。
その上で、他人に譲れるという価値観を大切にしたい。
価値観が違くても一緒にいると楽しい人には、新しい価値観を教えてもらい学ぶ。一緒にいることが難しい人とは適切な距離で過ごす。どこにいても自分らしさの中で臨機応変に過ごしたい。
カラダの衰えを遅らせたい
年齢と共に、肉体的には老化が進み、思うように体が動かなくなっていくものですよね。
30代半ばにして、2度の妊娠→授乳期を終えたばかりの私の体は重たくて体力もなくなってしまった。
2人の子供が保育園に行き、仕事を再開する今、わずかな時間でも運動に充てる時間を作り始めようと思っています。
運動の時間は少しからでもいい
毎日15分でも30分でも運動する。
増やせるなら少しずつ増やせばいい。無理はせず自分のペースで。そして数年後も2人の子供との日々を、中には介護のような時間も増えてくるのでしょうか、そんな時間すらも、笑って駆け抜けていたい。そのための体力筋力作りを始めるぞ。
筋肉痛で苦しみながら深い睡眠を
子供が産まれる前、週6-7日ジムに行き運動していたことがありました。
その時期はTarzanを読み漁ったり、運動記録をつけたり、とにかく2-3日に一度は筋肉痛でひぃこら言いながら楽しんでいました。
運動していると何が違うって、とにかくよく眠れる!睡眠の質がとっても良くなるんです。あの時程たくさんは運動できないけど、またそんな日々を送りたいなぁ。
なにより運動していると気持ちが晴れやか!
運動のメリットはたっくさんありますけど、気持ちが晴れやかになることは運動の最大のメリットの一つではないでしょうか。
小さな悩みなんて吹っ飛ぶし、運動したという達成感もあるし、毎日が充実します。
自分たちや子供の将来のことでチクチクっと心を悩まされることもありますが、運動しに行って吹き飛ばしていきたいです!過去の後悔と未来の不安はいーらない!
経済的に備える
もちろん障害者とよばれるであろう子を持っていようと持っていまいと、経済的な自立は大切なトピックだと思いますが、やはりそういう子を持つことになった今、より重要なトピックだと思うのです。
娘が染色体異常と診断された時、数日言葉にならないことを考え続けました。そして驚くほどはっきり自分が出した結論が、「稼ぐぞ」ということだったのです。
いかにストレスフリーに過ごせるか
子供との日々はいつも奇想天外で、脳内シミュレーション通りに行かないことばかりですが、知的障害がある子の子育てとなるとさらにその上をいくのではないかと思います。
時間がないから、たまるストレス
お金のことを気にするから、たまるストレス
そんなものからできるだけ解放されていたいと思います。
ストレスから解放されるためには
それは、お金が湧き出るようにあれば解放されるものだとも思うし、またそうでない場合にも心も持ちようとして解放されていることが大切だと思います。つまり、限られた収入しかなくても、その中でできる限りお金にまつわるストレスを抱え込みたくないということです。
いや、そうは言っても貧すれば鈍する。
大学時代に一度、持っているだけのお金を使い切ってしまい、交通費の工面にも困ることになったことがありました。サークルの移動の際は、友人の車にポンと乗せてもらい節約させてもらったり、バスを使わず歩いたり。もちろんご飯代も節約。すっごく精神的に疲労したのを覚えています。
私にはやはりある程度の収入は必要です。(できれば湧き出るような程!きゃー!そうしたらとにかく遺伝子研究に寄附するー!研究者にお願いしまくる!)
経済的に自由になるためには、時間を有効に使うしかない
だから、今、一生懸命考える。働く。学ぶ。動く。
楽して稼げる方法なんてありません。そんな方法知らないし、自分の収入のために誰かを巻き込むこともするつもりもない(←変な勧誘とかを想像しました)。
今、この時期の我が子との時間をとにかく大切にする。
健康管理は最も大切なトピックなので、決して睡眠を削ったりはしない。その他、無理はしない。
その中で、減らせる時間はとにかく減らして、将来お金に困らないためには今何をすればいいか模索して、動く。自己投資をする。時間を大切に使うことを意識しています。(でもダラダラする時間も必要だと思うので、メリハリ付けて!)
(まとめ)自己投資を続ける
ジムに行く
4月からは平日1日15分~30分ジムで運動しようと思います。
ジムに行かなくてもできると思う方もいらっしゃると思いますが、自分の過去の経験から、私はジムに行くほうが運動習慣が続くのでそうします!それに夏が来たら暑くて!
学び続ける
本を週に1冊程度読む
読書はいつでも新しいことや考え方を届けてくれます。できれば1週間に1冊は読みたいです。そうして価値観を広げていきたい。
最近読んだ本で特に特に特におすすめなのが、
ブレイディみかこさん著「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょとブルー」
1年以上前に図書館で予約して(その際は900人以上の待機リスト!)、やっと自分の番が来て読み始めたら2日かからず読み切ってしまった。
個人的には、レイシズム等と娘の染色体異常がどうにもリンクして、考えさせられる本でした。(本の内容自体は、染色体異常の話なんてこれっぽっちもでてきません)
読みやすくて、それなのに深くて。どんな内容か知らずにでもまず読んでもらいたいです。
保育士の資格勉強をする
保育士さんになって働いて稼ぐぞーってことではなくて、(保育士さんはとてもとても素晴らしい職業だし、尊敬して止みません)一義的には我が子の理解のために、という目的の方が大きいです。将来的には、言語聴覚士や理学療法士にも興味がありますが、まずは保育士資格から。これから我が子の成長記録を綴っていきたいと思っていますが、その際体系立てた学習経験(と実際の子育てという実践)があったほうが偏りがないと思うので、勉強しようと思ったのも目指す大きな理由です。
20代の頃に公認会計士の資格を取得しましたが、久しぶりの資格勉強なのでどれくらい大変かわかりませんが、30代も張り切ってやっていきたいと思います。